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Pfizer co.jp ホーム ファイザー日本法人最新の取り組み【“患者さん”を考える】「知りたい情報」は何かを考え、日々進化する情報サイト【“患者さん”を考える】「知りたい情報」は何かを考え、日々進化する情報サイト

ファイザーの医薬品を処方された患者さんとご家族に

医療用医薬品は医師のもとで使用される医薬品で、医療機関を通じて患者さんに届きます。そのため、社員の所属部署によっては、直接、患者さんと会う機会は限られますが、常に患者さんを思って仕事をしています。ファイザーにある様々な部署の社員が、日々どのように患者さんを思い、どんな仕事をしているのかご紹介します。

ファイザーは2021年、ファイザーの医薬品を処方された患者さんとそのご家族向けに「患者さん向けくすりの情報提供サイト 」を開設しました。自社の全医薬品に関する情報を掲載した、総合的な医薬品情報提供サイトです。その後、患者さん向けのQ&Aを掲載し、薬剤名と知りたい情報のキーワードで検索すると、服用方法、主な副作用、保管方法などの様々な情報が得られるようになりました。2022年、より多くの患者さんにこのウェブサイトを有効活用していただくためのプロジェクトが、メディカル・インフォメーショングループに立ち上がりました。プロジェクトメンバーであるT.H.とY.K.によると、患者さん・ご家族が必要な時に必要な情報が得られるように、メンバーが思いをはせ、ウェブサイトの改良を続けているそうです。
 

適正使用、安全性の情報など 必要な時に

このウェブサイトは、ファイザーの医薬品を処方されている患者さんやご家族の方を対象に、くすりの適正使用や安全性などに関する情報を提供することが目的です。各医薬品について分かりやすく説明した「くすりのしおり」「患者向医薬品ガイド」をはじめ、添付文書などの医薬品の基本的な情報を、電子ファイル化した資料や各種お役立ち情報が確認できます。特に、「飲み忘れたらどのようにしたらいいですか」「主な副作用は何ですか」といったQ&Aを、キーワードで検索して閲覧できることが特徴です。

従来、患者さん・ご家族からの問い合わせは電話に限られていましたが、メディカル・インフォメーショングループでは、ファイザーの医薬品を処方されたより多くの患者さん・ご家族に、必要な情報を必要な時に入手していただきたいという思いで、ウェブサイトを立ち上げました。

現在プロジェクトリーダーを務めるT.H.は「患者さん向けに分かりやすいQ&A文書を作成して掲載するのは、製薬業界初の試みとなり大きなターニングポイントでした」と振り返ります。
 

ブレーンストーミングで思いをはせる

ウェブサイトに掲載するコンテンツを考える過程で、メンバーは患者さんがどのような情報を求めているか、自分たちに何ができるかを考え、その思いに近づこうと試みました。たとえば、会議の参加者が自由に意見を出し合う「ブレーンストーミング」です。

「ある病気にかかった患者さんが、症状が現れて医療機関を受診し、診断を受け、そして治療を開始する。病気が落ち着くまで治療を長く続ける患者さんもおり、その時々にどのような思いを抱くか、どんな疑問や不安を持つかを考えました」(T.H.)。
 


 

Y.K.は、「人物像を『中学生と高校生のお子さんを持つ母親で、ファイザーの○○という薬を処方された患者さん』といったように具体的に想定し、こんな風に思うだろう、仕事や生活にはどういった影響があるだろうと、その人になりきって考えました。また、患者さんの思いに対して、自分たちは何ができるのかアイデアを出し合いました」といいます。

そうして話し合ったことが、「患者さん向けくすりの情報提供サイト」のコンテンツや機能として具体化したのです。

情報の表示には検索が必要ですが、医薬品名などを入力する時、正しい名称と完全に一致しないこともあります。「調べたいことがあってウェブサイトにアクセスしたのに、たった1文字の違いで検索結果0件になることは避けたい」と、Y.K.らが検索語の履歴を定期的に収集し、グループ内で共有して改善に役立てています。
 

ある患者さんのエピソード

T.H.には忘れられないエピソードがあります。

電話の問い合わせ窓口に、医薬品に関する問い合わせをくださった方がいました。患者さんは薬に対して不満を抱えており、治療を続けることに不安を覚えていました。しかしT.H.が時間をかけてじっくりとお話を伺う中で、患者さんご自身で誤解に気づかれ、ご理解を得て通話を終えました。

後日のこと。その方から感謝の手紙が届きました。T.H.によると、「治療に前向きに取り組めるようになったという趣旨で、丁寧な気持ちが文面から伝わってきました。直筆のお手紙をいただくのは初めてで貴重な経験でした」。Y.K.も「チームとして患者さんに貢献できていると実感できます」と話してくれました。

そして、2人は口をそろえました。「ファイザーの医薬品を処方された患者さんとそのご家族が、知りたいタイミングで正しい情報を入手できるツールです。ぜひ、活用してください」。

関連リンク

■ 「患者さん向けくすりの情報提供サイト」 | ファイザーメディカルインフォメーション
https://www.pfizermedicalinformation.jp/ja-jp/?gp&cid=sns_23S1 

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